断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

今日の午後に堀江さんと藤原さんの支部会発表の練習があったので、朝からその準備に付き添うことにする。2人ともよくできていた。
10時に多田内先生がカザフスタンハネカクシ研究者Vitalyさんと博物館へおみえになった。Vitalyさんは、多田内先生のカザフスタン調査のカウンターパートであり、私は科博時代に東京でお会いしたことがあった。今日の午前中は私がお世話することになっている。とりあえず標本室をご案内し、ハネカクシの標本をお見せする。Vitalyさんご専門のハネカクシが全然なかったのが残念。
昼は近くの「帰郷」へ餃子を食べに出かける。Vitalyさんは一切の日本食を食べないので、前回は食事に苦労したのだが、餃子だけは気に入っていただけた。それをVitalyさんも覚えていて、喜んで下さった。醤油や味噌がダメなようだ。定食についていた味噌汁や豆腐には口をつけず、餃子にラー油をたっぷりとかけ、ご飯にもラー油と七味をどっさりとかけ、それらをスプーンで召し上がっていた。
午後は支部会の発表練習。とくに問題がなくてよかった。卒論はバーコードなのだが、発表ではバーコードの話しはできるだけ横へ置いた。藤原さんとは共同でクサアリをやっているのだが、物覚えと理解力が高く、こちらの(細かな)注文どおりの発表で驚いた。堀江さんも好感の持てるものだった。
夕方はヒゲブトオサムシの標本を作ったり、眺めたりして、早めに帰宅した。明日の午前中はゆっくり休もう。
HPに深度合成ソフトCombineZMの使い方を説明した。http://sites.google.com/site/myrmekophilos/