断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

ここ数週間、のどに不快感や痛みがあった。数日前からの風邪でその痛みが少々きつくなったので、朝から耳鼻咽喉科へ行ってきた。結果はアレルギー性鼻炎と、そこからつながるのどの炎症だった。初めて内視鏡というものをやったが、これが意外と面白かった。鼻から細いカメラを入れて、説明を受ける。まず、アレルギーの特徴で鼻腔が狭く、表面が白っぽい。次に口の中へ行くと、薄っすら喉が赤くなっており、これが痛みの箇所とのこと。ついでに耳へつながる穴も見せてもらった。そして喉を下って、声門へ。自分の声門という、どうがんばっても自分では見られない部分を見られたのはよかった。薬をもらって大学へ行き、いくつかの用事を片付ける。
矢原先生のGCOEの予算で理学部にABIの3730という最新のシーケンサーが入ることになり、その製品の審査をした。導入されれば、実験の効率がかなり上がりそうだ。
日本自然保護協会の出している雑誌「自然保護」の11月・12月号はアリ特集である。私も「アリの巣を巧みに利用する虫たち」という文章を書かせていただいた。
http://www.nacsj.or.jp/katsudo/kaiho/2009/11/20091112no512.html
しばらくするとバックナンバーとして購入できるようだ:http://www.oinomori.co.jp/A/Nacs-limited.html