断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

月1恒例の官舎の草むしり。といっても草がない。しかも小雪が降っている。しかし無理をして落ち葉を掃いた。
午後から大学へ行き、論文を書く。
中原さんがジャワに行ってきたそうだ。4回くらいジャワには行ったが、もとは同じ民族なのに、半島マレーシアとの国民性の違いには驚かされる。その悪い象徴はぼったくりやこそ泥根性である。どこへ行ってもぼったくられる。ホテルに荷物を置いておいてもお金が抜かれる。もちろん良い人にもたくさん会ったが、以上のような出来事の連続によりジャワの印象は極めてよくない。オーストリアの友人も同じようなことを言っていて、最低の国だと言っていた。民族の性質として寛容に捉えることも必要かもしれないが、このように正直な印象を述べることも必要だと思う。とにかく注意したほうがよい。
練習台としてナミガタチビタマムシTrachys griseofasciataを撮影した。こういう毛の多い種は深度合成写真の本領が発揮できる。片側からもう少し強く光を当てて立体感を出すべきだし、標本が少し左へ傾いてしまったので、写真としては失敗だった。体長3ミリちょっと。