断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

「熱っぽい!マラリアか!」と思って体温を測ったら、35.8度だった。えぇぇぇぇえええ!
福富さんは朝から絵を書きに来ているが、昨晩は4時まで飲んでいたそうで、線が揺れている。
高校生の柿添君が来た。ミズギワゴミムシなど、相変わらず専門的な虫が好きなようだ。甲虫屋といえば普通、蝶から入って、大型のカミキリやコガネムシあたりから甲虫に興味を持つものだが、最近の子供はそうでなく、最初から通好みの虫に興味を持つ場合が少なくない。つまり普通種の知識の蓄積をすっ飛ばして来てしまう。情報化の昆虫界ではそういうものなのかもしれない。良いのか悪いのか。
昼食は「赤のれん」へ。福富さんはささっと食べ終わって、汁を飲み干そうとしている。私が「替え玉はいいんですか」と訊いたら、忘れていたとのことで、急いで注文する。ほとんど汁のないところへ麺が入れられたので、汁をわけて差し上げた。
19時50分の便で帰るというので、空港まで送り、一緒にラーメンを食べて別れた。