断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

昨晩は「ゲゲゲの女房」の原作を読んで感動してしまった。水木サンが40半ばまで大変な苦労をされたことを知った。ほんと、私のような若造が疲れたなんて発してはいけない。
午前中はナフコに行き、調査道具の買出しを行った。電池や篩い、テープなどなど。
それから┣┣"撃ちに大学へ。雑誌査読5本、学生の原稿手直し2本を済ませる。その他、共著の原稿の赤入れと返送など。夕飯は「日福飯店」で酸辛湯麺。今日は若手の原稿を見て、とてもよく出来ていたのが嬉しかった。
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前回のマレーシアでは「灯火総研」のHIDライトでライトトラップを行った。サーチライトなので、普通の水銀灯や蛍光灯とは少々使い勝手が違う。私は木曜社の「テント式夜間採集白布」を使い、そこに空いている穴に光を通すことによって、一部の光は山の斜面などにあて、一部の光を幕に散乱させるようにした。これが予想以上の成功で、HIDは50ワットの光源だが、150−200ワットの水銀灯を灯す程度の効果があったのではないかと思う。
海外旅行には発電機が持っていけないし、発電機には常にガソリンを携行する必要があり、何かと面倒である。このライトは機内持ち込みもできるし、前夜に充電するだけである。
欠点は、ライト単体では1時間半しか使えないことであるが、付属のバッテリーを用いれば、3時間以上に伸ばすことができる。また、車のバッテリーから電源を取ることもできる。価格はウェブサイトにあるとおりで、発電機と同程度。
なにしろ楽なので、発電機が持ち運べる国内でも、私はこれを使いたいと思った。