断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

喉が治らないので、病院に行ってから出勤。いま流行っている症状のようだ。いろいろ薬をもらったのだが、貼って気管を拡張する薬があるのには驚いた。どこに貼ってもいいらしい。
夕方に上野(輝)さんが来て、いろいろ教えていただいた。しかも標本まで頂いてしまった。
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雑誌の編集をしているのだが、原稿の多くが日本人の古い英文を引き継いだもので、古典的で冗長で不要な箇所が多い。一番多いのは:
× A new species of the genus Aus is described from Honshu under the name of Aus aaaus sp. nov.
という表現。
○ Aus aaaus sp. nov. is described from Honshu.
で十分。だって、「Aus aaaus sp. nov.」を記載することは「A new species of the genus Aus」を記載することであるに決まっているし、「the name」も当たり前。どこからの慣習なんだろうか。ほとんどがこうなんだから参る。
それと、文章が基本的受動態で、それだけならまだいいけど、著者自身の行為も「They are going to」などと三人称になっているのは、ちょっと・・・。私もネイティブではないが、いまどき使わない表現や不要な表現というのは多少わかる。
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