断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

去年ヒマワリを植えた緑地。今年は耕して種を蒔く時間がなかった。すっかり完全な草地に戻った。昨日のカメラで「ジオラマ」で撮影。

自転車屋に三度目の正直。無料でチューブを替えてくれた。すごい!自転車は箱崎商店街のサイキョウで。

        • -

学会準備完了。明日出発。要旨に「隠蔽種」という言葉を使ったのだが、発表には使うのを辞めようか迷っている。隠蔽種という言葉は分類関係の論文に散見されるが、以下のような場合に安易に使用されていることが多い。

  1. 異所的に分布していて、1種と思われていたものが、実は複数種から構成されていた。
  2. 同じ場所にいて、1種だと思われていたものが、実は複数種から構成されていた。

多くは単純にこれまでに分類学者の見落としがあったに過ぎない。とくに前者にはわざわざ使わなくて良いことが多いように思われる。分類の難しい分類群にこの状況をあてはめしまったら、ほとんどが隠蔽種になってしまう。論文のキャッチフレーズとしては良いが、誰もが納得という状況はそれほど多くないだろう。
Wikipediaの説明がすごく良かったので、参考までに挙げておく。
http://en.wikipedia.org/wiki/Cryptic_species_complex