断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

午後から4年生と藤野さんがチョウの展翅をしたいというので、それを教えた。手本にカメルーンで捕まえたチョウを展翅した。最近は(前からあったのかもしれないが)線の引いてある展翅テープが売っていて、きれいに左右対称に展翅できる。展翅というのは標本作製でも難しい部類なので、3人とも完品のチョウを壊しまくっていた。


その間、金尾くんが絵を描きに来た。先日のマレーシアで採れた新属新種のハネカクシ

夕方にふくおか湿地保全研究会の忘年会に参じた。イムズ12階のキリンsow sowというキリンビールの直営店。幹事のK野さんは非常に強く、最初は調子を合わせようとがんばって飲んでいたのだが、すぐにこちらが酔ってしまい、早々に諦めざるを得なかった。湿地帯の貴公子、中島さんにも久々に会う。おじさま方から福岡と博多の違いなど、いろいろと学んだ。鳥インフルエンザも話題に。とても新鮮で楽しかった。

        • -

香港でみかけた疥癬の犬。東南アジアでは疥癬にかかっている犬が少なくないが、ここまで酷い疥癬は初めてみた。行きのバスの窓から歩いているのが見えたのだが、帰りにはわれわれが使うはずだったバス停で寝ていた。Q太郎並に犬が嫌いな小松くんが怖気付いてバス停に近づけないので、山の麓にあるバス停まで3キロほど歩いた。