断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

昼は久々に六角堂に行った。大学構内にある穴場レストラン。おいしかった。
理学部の有本君に糞虫の標本を作ってもらった。私の通っているマレー半島の糞虫を益本さんと越智さんにまとめていただくことになっており、これらの標本を今日の上京に際してお持ちすることにした。


17時過ぎに科博に到着し、益本さんに標本をお渡しする。そしてすでにお渡ししている標本の同定結果をいただいた。ものすごい種数が採れていてびっくり。また、一度だけ行って少し採集したEndau Rompin国立公園多様性の高さには驚いた。益本さんに珍属のSybacodesの標本をたくさん頂いた。野村さんにヒゲブトオサムシとアリノスハナムグリの標本をお借りした。
夕方から大和田さん、そして吉田さんと星野さんと私の好きな蕎麦屋「近江家」へ飲みに行く。満足満足。「可愛いぼっちゃんみたいなもんだから」と大和田さんにご馳走になってしまった。
大和田さんに初めてお会いしたのは、20代はじめの石垣島単独行のときだった。そのときにはたしかに「可愛いぼっちゃん」だったのかもしれない。オモト岳のヤンバルアワブキに上って(今では絶対に上れない)、本当はムネモンウスアオカミキリが欲しかったのだけど、オオヒゲブトハナムグリやマスダクスベニカミキリを採っていた。