断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

運動不足解消のため、板谷君ら学生さんたちと宝満山へ出かけた。予報を見て天気が心配だったが、登山口へ着くと、なんとかもちそうな雰囲気だったので、登ることにした。ところが3合目に着くと、登山者が次々にアイゼンをつけ始めた。降りてきた人によると、上は大雪で、登りはなんとか行けるが、下りはアイゼンがないと極めて困難とのことだった。では帰ろうかと話していたら、長靴の人や、スニーカーの人も降りてきたので、やっぱり進もうということになった。幸い、アイゼンをつけた人が先に大勢上がっていたので、すでに道はこなれて、全く滑らなくなっていた。元気な学生さんに置いて行かれそうになりつつ、何の問題もなく頂上へ到着。「さよなら人類」のまねで「着いたー!」と叫んだ。かなりの積雪があり、風が強く、時折雪が混じり、気温は氷点下5.5度だった。お湯を沸かしてカップラーメンを食べようとしたのだが、出来あがる前に冷めてしまった。帰りも無事に下山。昼過ぎに太宰府で蕎麦を食べて解散した。かなり疲れたが、雪山はきれいで気持ちよかった。