断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

今日はFraser's Hillで丸一日採集できる最後の日だったので、明日から移動するGombakで飼育するナミセツノゼミの一種Ebhul sp.の集団を採集した。この属は1属でEbhuloidesiniという族を形成しているが、幼虫形態はハタザオツノゼミ族Hypsaucheniniそのもの。おそらくEbhuloidesiniはHypsaucheniniにきわめて近縁かその下位同物異名だろう。


今晩からカウンターパートのロスリーさんが来ており、夜の森を一緒に歩いた。ヒキガエルの一種やテントウダマシの一種Eumorphus assamensisがいた。テントウダマシはキノコから沁み出るヤニのようなものを一心不乱に舐めていた。