断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

朝一番の飛行機でペナンに到着。小松君は間違えてわれわれとは別の便を取ってしまい、30分遅れで到着。
ホテルに荷物を預け、タクシーで適当な森を探すが、途中で雨が降り出し、途中から土砂降りとなった。今日は土壌を調査する予定だったが、これでは話しにならない。
北部の蝶園の近くで下してもらい、傘をさしてぶらぶらしながら、ツノゼミを探す。TricentrusGargaraLeptocentrusEbhulという普通な属のものを4種ほど発見。Tricentrus(上)はおそらくはじめてのもの。Gargara(下)も初物かと思ったが、どうやら昨日ホテルの裏でみかけたものの色違いのようだ。赤い茎にいるから真っ赤なのか、それとも地域変異なのだろうか。残念ながら別の植物には見つけることができなかった。


それから小松君と蝶園に入り、野外で見慣れたものを観察した。海野さんの写真展をやっていた。
蝶園の玄関近くで、アリを専門に食べ、その死骸を背負うサシガメを見つけた。普通種だが写真がなかったので撮ってみた。

小雨のなか、とぼとぼとバス停まで歩き、町に戻る。夜はタクシーで海鮮料理を食べに行ったが、帰りにこれまで経験したことのないすごい土砂降りに遭遇した。