断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

午後から大学へ。当然のことながら構内には誰もいない。到着後、ゆっくりとコーヒーを飲んだり、学会英文誌の編集作業などを行い、懸案の交尾器の絵描きをする。誰もいない大学というのは実に集中できる。開放的な気分もよい。
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以前に撮影した写真。ヨツコブツノゼミBocydium tintinnabuliferumの顔。角の毛が長くて濃いので、その部分の合成がどうしてもうまくいかない(いわゆるゴーストになる)。
ツノゼミは脚や腹面の形質が重要なので、標本にするときには、このように側面にきれいに糊づけするとよい。