断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

ここ数日、2つの原稿を進めており、今日は1つ(絵は無い)完全に終了し、2つ目も絵が終わって粗稿ができた。今年は短いのでもいいので、月に1本は投稿する方針で進める。すでに7月になってしまったので、月2本を目標にして進めたい。ほとんど出来上がっていて、少し手を加えたら投稿できる原稿が結構ある。それをいかに吐きだすかだ。

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査読から戻ってきた山本君の原稿も、再査読に戻すことができそうだ。純粋な分類の論文だけど、すごく良い内容で、査読者も絶賛していた。出版が楽しみだ。

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北大でハムシの交尾器を研究している松村さんが海外学振でドイツに旅立った。世界の形態学を牽引するボイテル博士のもとで修業するという。ほんとうにすごいことだ。古川君や簑島君など、北大の学生は優秀な人が多い。適度に放任で、教えるときはきちんと教えるという雰囲気は良いと思う。かなうなら、私ももう一度秋元先生と吉澤先生に教えを乞いたいものだ。

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某君より相談。研究の方向性についてさる方よりいろいろと忠告をいただいているらしい。私はまったく賛成できなかったが、そんな意見も、聞き流したり、同意できるものは同意したりする「指導の選択」も学生の能力の一つだろう。それをそつなくやることを含めて。また、学生間での言い合いや議論が少なくなっているいま、そういうのも良い刺激かもしれない。

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ニッカのシードルを晩酌用に箱買いした。コンビニで買うと300円近くするが、通販だと200円以下で買える。とはいってもたった200ミリリットルなので、安くはない。ロンドンではビールの代わりにしばしば飲んでいた。600ミリリットルで1.5ポンド(200円)くらいだったので、物価の高いロンドンにあって、とても手軽なお酒だった。