断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

今日は到津の森公園(いとうずのもりこうえん)で好蟻性昆虫の観察会があり、講師をしてきた。ちょうど6月20日から7月15日まで同所で「アリの巣の生きもの」展をやっており、その関連行事である。
展示の様子。


観察会には親子20人くらいが参加してくれて、ヤスデとヒロズコガしか見つからなかったが、こういう図鑑に出ていない世界があることを知ってもらえてよかった。子供たちも意外に興味を持っていた。金尾君が手伝ってくれた(金尾君撮影)。朝から始まるまでシトシトと雨が降っていたが、外に出る直前に晴れた。

解散後、飼育係で獣医の外平さんにうどんに連れて行っていただき、それから動物園内を詳しく案内していただいた。どの獣舎も広々としているし、園内も植生を利用して良い雰囲気。動物たちも元気そうだった。
このヤギの展示が面白い。本来は崖地に住んでいる習性を利用したもの。

また、エリマキキツネザルの檻のなかに入れていただいた。とても人懐っこい動物だった。隣にはワオキツネザルの檻があるのだが、こちらはエリマキキツネザルに比べてあまり人に慣れないとのことだった。

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夜、近所の雑木林に行ってみた。廃寺の墓地跡で、あちこちに墓石がゴロゴロしていて不気味。カブトムシもクワガタもこちらでは出始めで、数が少なかった。大きいヒラタクワガタもいたが、ウロに入り込んでしまった。