断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

今日は朝からアンダラス大学へ。シロアリの学生さんも一緒に、初日の裏山の森に行く。
まず、小松君はMalayaというアリから口移しに餌をもらう蚊を撮影、私はツノゼミを採集。それから森に入るが、しばらくして雨が降り出して来た。さしたる収穫もなく、大学に戻り、昼食。森のなかの廃墟に落書きがあった。廃墟といえば卑猥な落書きなのだが、ここのはその斜め上を行く斬新さだった。

それから学生ゼミで小松君が今回の調査について英語で講演した。なかなか好評だったようだ。
雨もやみ、15時から1時間ほど採集に出掛ける。私の目的は目を付けていたテングシロアリの巣。学生さんに木に登ってもらい、取ってもらった。しかし、残念ながら何も出なかった。小松君はひたすらに石を起こし、今回の主目的であるアシナガキアリのアリヅカコオロギを採集することができた。
今日でアンダラス大学の方々とお会いするのは最後なので、記念撮影した。運転手のおじさんに撮影をお願いしたら、とても遠かった。遠すぎて顔がよく写ってなくて、ある意味斬新。