断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

マレーシア3日目

昨晩は夜中にいきなり発電機が起動し、その騒音で目覚め、止めるのに四苦八苦しているうちに目が覚めてしまい、朝方まで森の中を歩きまわった。
島田さんが森から帰っており、初めて見るヒメサスライアリと共生ハネカクシを採集していて、さらに目が覚めてしまった。嬉しい。
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夜中の散策では、マンマルコガネが少し採れた。朽木にはゴミムシダマシが群がり、大変虫が多い。
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昨晩から、茶坊主くん、星野くん、柿沼くん、大崎さんという学生さんたちが来ており、賑やかになった。
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カーネットトラップでは微小な甲虫が数百採れた。顕微鏡がないと仕分け不可能と悟り、細かなハエなどと一緒に三角紙に包んだ。
夜の散策では島田さんがヒメサスライアリの引越しを見つけてくれた。大型種だがマレー半島からの記録のない種で驚いた。昨年ランビルで同じアリから新属新種のハネカクシを見つけており、今日はそれと同属別種のハネカクシがとれた。いつものごとく島田さん様様である。
帰りに島田さんが大きなアオハブを見つけた。
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同行のチェコ人2人は虫採りが上手く、いくつか珍しいものを見つけている。楽しんでいるようで、何より。