断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

ガガイモ メモ

ガガイモのコレクションは300種近くに達し、かなりの種と属が集まってきた。ガガイモだけ集めてるバカは少ないので、たぶん日本一だろう。

毎日何らかの花が咲いて楽しいが、たまに難物をダメにして悲しい思いをしている。

温室は生育が素晴らしいのだが、難しいのは温度の管理。晴れた日に閉め切ると、冬でも30度を超えてしまう。12月から2月は晴れても知れた量の日射なのでまだいいが、10-11月、そして3-5月は開けたら寒い時があるし、閉め切るととんでもないことになるので、難しい。

ガガイモには遮光が重要で、生育にも大きく関係する。寒い時期は温室の外側の遮光ネットを外し、内側からガラスに断熱のプチプチを貼り、内側に弱く遮光ネットを張った。

しかし3月になって、晴れると、とんでもなく気温が上がるし、日射も強くなり、あっという間に多くのガガイモが日に焼けてしまった。

4月始めにプチプチを外し、外側から遮光ネットを張ったが、3月中旬には、少なくとも外側の遮光ネットを張るべきだった。

ガガイモはわずかに焼ける程度が美しく、健康になる。しかし、種によって最適な日射の加減が様々で、それでも同じ場所に置かなければならないので、とても難しい。

いまは特に強い日射を必要とするものだけ、仕切りをつけて西からの強い日差しが当たるようにしている(写真の右奥)。その他は同じ条件で、試行錯誤の毎日である。

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