断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

枝豆礼讃

最近、アメリカで枝豆が流行っているらしい。そういえば以前、アメリカ便の機内で、隣席にひたすら冷凍枝豆を食べているアメリカ人の女の子がいた。

私も枝豆が好きで、今年はたくさん作った。かなり配ったが、まだ食べきれないくらいある。

今晩のつまみに5本分ゆでた。だんだん熟してきて、一部は黄色くなって、種になりかかっている。こういう、食べられなくなる直前、熟してぷりぷりと太ったものほど甘くて美味しい。植えているのは茶豆で、収量が少ない高級品種である。香ばしくてとてもおいしい。普通には買えないものが食べられるのも家庭菜園の楽しみだ。

f:id:dantyutei:20140729003002j:plain

(´・ω・`ミ)

水槽のヒレナマズの一種(クララ)Clarius sp.は意外に神経質で、水槽の環境が変わると絶食してしまう。目も悪くないようで、水槽に近づくとひっこんでしまう。そこがかわいい。

f:id:dantyutei:20140728172231j:plain

ところで、今日は土用丑の日である。当ブログをご覧の方々で、激減中のウナギを食べるという不届き者はおられないと思うが、やっぱりウナギはおいしい。そこで代用として私が真っ先に思いつくのはこのヒレナマズである。東南アジア各地では重要な食用魚として養殖されているが、脂が乗っていて、身が柔らかく、臭みがなく、非常においしい魚である。きっと大型個体を蒲焼にしたら、ウナギに勝るとも劣らないものになるに違いない。日本でも(ウナギのように)温室を使えば、きっと容易に大量増殖できると思う。

日本は海に囲まれ、淡水魚を食べる文化が浅く、そのなかにあってウナギは例外中の例外といえるが、このナマズも一度食べれば誰もが気にいるものだと思う。