断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

今日は三島さんたちが中国からお帰り。成果はいまひとつだったようだ。昼食を湯川先生と三島さん、佐藤君、学部の学生さんと「帰郷」で食べる。タマバエの研究の話を聞き、とても面白い材料だと感じた。
夕刻に生態学会実行委員会の最終会議があった。生態学会に出席するのは初めてなので当日のイメージがわかないが、やるべきことを頭に入れておかなければ。
昨晩、共同研究者から再投稿用の系統解析データの催促があり、遅くとも17日までに上げてくれと言われた。しかし、実験に使う追加の標本が届いていないし、生態学会の最終日なので、やろうにもやれない。そこで思い切って、こちらにあるデータを発掘して今日中に仕上げることにした。論文書きには妥協が肝心。
久々にMacCladeやClustalXを触ったが、やっぱりこういうソフトはマックが使いやすい。小島さんの置いていってくれたパソコンにMacCladeが入っていたのも幸いだった。ベイズファイルを作って送ったら、21時半になってしまった。
帰りに細石君の実験の続きを思い出し、そろそろ細石君も帰るころだろうと思って電話をしたら、同じ電車に乗るところだった。今年はマレーシア、ベネズェラ、南アフリカのどこに行こうかという楽しい相談をする。細石君は多少、自暴自棄の気がある。