断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

朝から環境省レッドデータブックの会議。レッドリストはなんとか本決まりで、あとは細かい訂正や追加をするのみとなった。8月に記者発表予定とのこと。そして年末までにレッドデータブックの原稿を書き上げなければならない。水生甲虫は不得手なので識者に依頼したいのだが、なにしろ原稿料が安くて申し訳ない。
お昼に上野の近くで海鮮丼を食べる。具だけでお腹いっぱいになりそうな絢爛豪華な丼だが、これで850円。「産地の逆転」といって、東京に新鮮な魚介類が集中し、しかも安くなっているというのをテレビで見たが、まさにその実態を示すものだった。こんな丼、北海道だったらいくらするわからない。サヨリやスズキも入っていて、タネも非常に良かった。

夕方大学に戻り、各種事務仕事を進め、終電帰宅。帰る前に「小麦冶」でうどんを食べた。ここのうどんは注文すると30秒くらいで出てくるが、常にゆであがったものが湯にためてあるようだ。だから行く時機によってうどんの硬さがことなる。今日のは噛まずに飲み込めるくらいふにゃふにゃだった。それもまた良い。