休日・4重版
今日はお休みと位置付けた。朝、ダイコンの種を1畝ぶん蒔いた。
メガネが傷だらけで、もう限界だったので、天神のソラリアプラザのJINSというお店に買いにでかけた。好みの形のものが多くて迷ったが、あまり変わらない茶色いものにした。
それからジュンク堂にでかけ、副店長にご挨拶。丸山・小松コーナーを作ってくださっていると稲さんに聞いていたからである。予想以上に丸山・小松コーナーだった。
今週から旧工学系の建物の本格的な解体が始まりつつある。まずは建物のまわりの木を切る作業が行われており、なんだか淋しい光景になってしまった。木が切られるというのは心がいたむ。多少お金がかかっても、ぜんぶ伊都キャンパスに植えかえて欲しいものだ。
夕方、編集の方よりメールがあり、「昆虫はすごい」の第4重版がかかったとのこと。これを機に貯蓄しようと思う。
ーーー
研究室のガガイモが大きくなったので、棚間を調整した。種数は最盛期の半分になって、結局、丈夫なものが残った。でもちょうどいい鉢数かもしれない。
事務のおじさんにシシトウをいただいたので、シシトウの肉詰め餃子を作った。シシトウを半分に切り、そこに餃子のタネを詰めて、餃子の皮でくるりと巻く。肉汁が皮とシシトウの間に溜まり、たいへん美味だった。
少し前にたまたまネットで見て、おいしそうだなと思っていた。
参考:http://www.recipe-blog.jp/blog/higuccini/2014/07/post-83.html
密林事情
いつも「昆虫はすごい」の話題で恐縮です。某密林サイトで、この3週間ほど、ずっと「在庫なし」、「3~5週間後に発送します」となっていたので、いい加減に沢山卸して欲しいと出版社に頼んだところ、以下のような事情を教えていただいた。
1.密林社の人員削減で、仕入担当がいなくなり、すべてコンピューターの自動発注となっているため、本の売れ行きによって卸し数の調整ができなくなっている。
2.密林社は圧倒的なシェアで強気になっていて、出版社に対する不当な要求が多く、出版業界と対立状況にあって、事がうまく運ばない。
それでどうして常に「在庫なし」、「通常3~5週間以内に発送します」になっているかというと、「在庫なし」の状態でたくさん予約が入り、在庫が入るとその予約の発送でまた在庫がなくなる。つまり入荷してすぐに予約に対して発送されてしまうため、常に在庫がない状況になってしまっているようだ。
急いで欲しい人は、そうなると予約しなくなり、どんどんと順位が下がってしまうという状態になっている。でも、書店での売れ行きは好調とのこと。
そういうわけで、お急ぎの方は本屋さんでお願いします。
ーーーー
今日、某ポスドクの方から貴重なツノゼミの液浸標本を送っていただいたのだが、中で瓶のフタが割れており、このような状態で届いた。液浸標本を送る際、瓶のふたの状況(締めすぎで割れることは多い)には気を付けて、さらに念のために瓶はジップロックのような機密性の高い袋に入れたほうがよいだろう。事例報告として。
収穫したゴーヤーを炒めた。今日はピリ辛。ゴーヤーは撤収したので、もう新しいものはできないが、冷蔵庫にあと1日分ある。
小倉日記
今日は小倉の「ギャラリーソープ」というカフェで、小松君と一緒に講演をしてきた。最初は対談という話しだったが、普段から会話がないのに対談が成立するわけもないので、本郷さんの司会で、写真を流しながら、調査の様子について説明するという内容にした。
38人もの方々が来てくださり、会場は満員だった。今日は「蟲」という展示会の初日イベントという意味もあって、その展示には小松君の写真や私のカタゾウのスライドショーも含まれている。
帰りに小倉駅ホームの「かしわうどん」というのを食べた。甘い肉うどんの鳥肉版といった感じで、とてもおいしかった。食べきれず、小松君に半分食べてもらった。
「昆虫はすごい」の裏話2
「昆虫はすごい」の裏話1 の続き
http://dantyutei.hatenablog.com/entry/2014/08/12/011916
ーーーーー
それからまず簡単な目次(構成案)を作り、その次に少しずつ執筆をしていった。目次を作るにあたって、ひたすらに昆虫に関する面白い話題という観点、とくにヒトが文化的に行っていることに重なる話題に注目した。
ところで2006年から2007年のシカゴにいたとき、時間に余裕があったし、文献的に恵まれた環境だったので、毎日毎日数本の論文を読んでいった。とくにアリの生態に関するものや昆虫全般の系統に関するものである。それと、図書館で古い分類の文献(地域の総説や図鑑)を開いては、小説を読むように楽しんだ。あまり知られていないけれど、分類学の文献の「Biology」には、それまでにわかっている各分類群の生態情報が集約されていることが多いのである。
目次作成と執筆の際、それまでの記憶に加え、このときの知識が大いに役立った。だから、新しめの話題に関しては、ほとんど2007年より前の研究成果のものである。そもそも昆虫について、誰が読んでも面白いような話題なんて、数年に1つあるかないかであって、2008年以降のものを丁寧に当たって行っても、ほとんど意味がなかった。だから、この「怠慢」はそれほど問題ではない。(この点、吉澤さんのトリカヘチャタテは稀にみる面白い発見である。)
また、小松君と何回か「ふなよし」へ食事に行って、いくつか新しい話しを引きだした。本書の話題の2つか3つは小松君が提供してくれたものである。彼の雑学はすごい。彼の年代前後で、彼ほど虫に詳しい人間を知らない。
宣伝のために少々自賛すると、今回の本には、日本の一般書に出たことのない話題が満載である。実は話題選びではその点にも注意した。他の本に普通に出ていることを改めて本にする価値はないからである。だから、一般の方だけでなく、昆虫専門の方にも読み応えがある内容と思う。
つづく
「昆虫はすごい」の売れ行き
本を出して1カ月になった。Amazonでも売り切れが続いているし、かなり売れているようだ。
今日、大学生協にいったら、30冊くらい山積みになっていた。担当の方によると、文系キャンパスでもよく売れてるらしい。幅広い層に読んでいただけて嬉しい限り。「評判がいいし、全国の生協でもめちゃくちゃ売れている」とのこと。
今回つくづくわかったのだが、本の売れ行きはAmazonやツイッターの反応だけではわからない。とくに店頭で手にとって売れるようなものについては、書店関係者に訊かない限りわからないようだ。
今日は北大の吉澤大先生にもお褒めの言葉をいただいて嬉しかった。一番反応が気になる人だったので、嬉しい限り。
ーーー
改めて訂正一覧:
29頁 4行目 「20程度」→「25-30」
34頁 8行目 「ソテツ」の後に「、マツ類」を追加
73頁 7行目 「尾羽」→「飾り羽」
83頁 写真34 「ヒメスズメバチ」→「コガタスズメバチ」
219頁 2行目 「ミツギリゾウムシ科」→「オサゾウムシ科」
学会前
今日は宮さんに手伝っていただき、昼過ぎから糸島市の志摩歴史資料館の標本を棚に収める作業を行った。小一時間で終わったが、疲れがたまっていることもあり、少々きつかった。
夕方からタイ調査の申請書書き。私が今年から代表で、野村さん、カハクと九大のポスドク3名が申請する。今日提出しようと思ったのだが、ポスドク共3人の書類が不備で、明日に延期。
夕方から山本君、金尾君、有本君が次々に来て、学会発表のパワーポイントを確認した。みんなまずまずだったが、直すところは多いので、10日前に見てよかった。学生の学会スライドは、本当は2週間以上前、理想的には1カ月前には完成すべきだというのは、前々から述べている通り。
ーーー
最近、1日おきに水槽の水を(1/5)替えている。見た目にもきれいだし、魚の調子がいいし、何より気分転換に最適。
肉たたきハンバーグ
ご飯ブログになりつつあります・・・。
昨年の冬、メレ子さんのお姉さんたちと博多で飲んだ時、「うちのお母さんはひき肉の品質を信じないので、ハンバーグは肉を叩いて作っていた」と聞いて、感心した。それは美味しいに違いないと作ってみたら、予想以上の美味しさだった。
豚のロースと牛バラ肉を半々に混ぜて、包丁でひたすらに叩く。肉の破片が5ミリ~1センチ程度になったところで、あとは普通のハンバーグの手順で作った。肉の粒が大きいので、ひき肉で作る以上に肉汁たっぷりだった。
魚尽くし
今日は早めに帰って、少し時間のかかる料理をした。
一つは「あぶりサンマのシソ和え」。サンマを3枚におろし、軽く表面を焼いて、シソで和えた。思いつきだけど、なかなか。サンマをおろしたのは初めてだが、身がやわらかくて難しかった。
もう一つは「ブリ大根」。時間がなかったので仕方ないが、本来は大根を下ゆでしておくらしい。長崎産の天然ブリのアラが売っていたので、思わず。
おしゃれ虫 カタゾウムシ
「おしゃれ虫 カタゾウムシ」が始まった。準備が大変だったが、なかなか見応えのある展示になったと思う。とにかくきれい。
うちの博物館は「借り物展示」が多い。せめて昆虫では、ほかにはない独特のものをやりたいと思っている。でも、今年で最後かな。
カンボジアの人たち
カンボジアで現地の人たちと。