北海道採集1日目(6月6日)
昼過ぎに紀伊国屋での講演を終え、電車に飛び乗り、南千歳で先発組と合流した。
千歳周辺でオサムシのトラップを埋める。
暗くなってきて、苫小牧周辺の湿地へ行き、泳いでいるゲンゴロウを観察。
とても寒いが、泳いでいる個体を発見。この先の旅行があるので、見つけても逃がすことにした。
支笏湖のモラップキャンプ場へ泊まることに。テントを立てて寝ようとするが、猛烈に寒い。深夜の気温は6度しかなかった。お湯を沸かして黒霧のお湯割りを飲む。それにしても北海道のコンビニでも黒霧が売っていることにびっくり。昔はなかった。
そんな寒い中でも蛾は飛んでいる。イボタガのきれいな個体もいた。
畑
5日から12日(昨日)まで北海道にでかけていた。久しぶりに北海道でしっかり採集した。その報告はのちほど。
それで、久々に畑を見に行った。収穫と生育旺盛の時期を迎え、楽しくなってきた。雑草抜きは大変だけど。
トマトはしっかり根付いていて、脇芽採りをした。
サトイモはようやく本格的に成長開始。
インゲンはすくすく。
食べられる大きさに。
ミズナはひどいことに。いろんな虫の天国になっていた。。。。
レタスは簡単でいい。こんどから夏の葉物はこれにしたい。
ピーマンとシシトウも順調。
立派な実がたくさん。
収穫してみた。
ラッカセイも。植えかえた苗は元気がない。
エダマメもすごいことに。収穫期に大変なことになりそう。
サツマイモとニンジンも順調。
ダイコンもすっかり大きくなった。
いくつか収穫。
オクラも大きくなっている。つぼみが付き始めた。
トウモロコシは全然ダメ。この畑ではうまくいかないと長年やっている人から聞いたが、その通りかもしれない。
カボチャも大きくなっている。
可愛らしい実も。
セリ科は元気。
ジャガイモは地上部が枯れ始めた。収穫時だ。
引っこ抜く。たくさんついている。
1畝(種イモ5個)で、こんな感じ。すばらしい。
講演のお知らせ 札幌
講演後に1週間ほど北海道を一周する予定・・・。
マテナイ
角
カメルーンのツノゼミを乾燥中。かっこいいのにかぎって、1頭〜3頭しか採れてない。泣く泣くDNA用に脚をもぎ取る。
今回は20種近くが採れたが、大部分は1-3頭の珍種で、たくさん採れたのは数種にすぎない。
雨耕
畑へ。帰国翌日に一度見に行ったのだが、今日はそのときにできなかった作業をした。今日は小雨交じりの曇りで、涼しくて作業がしやすかった。とにかく雑草抜きが大変。畑仕事の8割は雑草抜きだと思う。
気温の高い日が続いていたので、2週間ちょっとで野菜は驚くほど成長していた。
トウモロコシは成長にバラツキ。直播きによる発芽時期のずれ。
カボチャは、前回はウリハムシまみれだったのだが、その波を超えて順調に成長している。中心はきまぐれで植えたヒマワリ。手前はサツマイモ。
エダマメは問題なし。
ラッカセイは早く植えすぎたのと乾燥により、半分も発芽しなかった。直播きはダメなようだ。追加の苗を育てるべく、自宅でポットに種を播いた。
ナスは順調。あいだにシソを植えた。
シシトウとピーマン。実がなり始めている。
サツマイモ。出発直前に植えたもので、根付いていて安心した。ここに植えきれなかったものを何カ所かに植えている。
ダイコン。成長にバラツキがある。これも直播きして水を十分にやれなかったのが原因。しかし、夏ダイコンは成長が早くて驚く。
葉物の一角。レタスとミズナが大きくなっているので、サラダにして食べた。ミズナなカメムシ(ヒメナガメ)とハムシ(ナトビハムシなど)の天国で、葉っぱはボロボロで、洗うのは大変。
セリ科の一角。右のアシタバはキアゲハの幼虫に丸坊主にされてしまった。パセリの隣にコリアンダーを植えた。出発前にミツバを播いたのだが、これは発芽していなかった。
ジャガイモは順調。芋が地表に見えていたので、今日は土をかけた。
インゲンは順調。
サトイモはこれから。2畝植えたのだが、残念ながら、1畝がほとんど発芽せず、1畝にまとめた。
サトイモを移植して空いた1畝はトマトとバジルを植えた。
子供
昨日まで時差でぼーっとしていたが、今日はだいぶ復調してきた。カメルーンでは規則的に毎日10時間ほど眠っていたので、昨日は少しきつかった。
外国の田舎で子供と仲良くなるコツ。写真を撮って画面をみせてあげる。
©chaboz
カメルーンより帰国
奇人と茶坊主の3人でカメルーンに2週間ほど出かけていた。
ツノゼミが20種くらい採れて大満足。サスライアリの引っ越しが観察できなかったのは心残りだけど、また行く理由ができた。
今回はNyasosoという場所に1週間、Ebogoという場所に1週間滞在し、合計16日間の旅行のなかで、採集できたのは丸10日間。それでもかなり疲れた。そしてお金がかかった。
夏に向けて
この夏は3つの本を出す予定で、私一人で書いているわけではないのだけど、その原稿の大詰めで慌ただしかった。結局GW中は毎日仕事をしていて、ほとんどゆっくりする暇がなかった。
ここ数年、あちこちから文章を頼まれるようになって、書く速さだけは一人前になったと思う。ただ、前にもここに書いたけど、よほどの文章家でない限り、手早く書いた文章というものには必ず相応のアラがある。今回は版組みのためにひとまず書く必要があったので、急いでしまったけど、校正に時間をかけてアラを減らせればと思う。
自宅の水槽を新調した。上はアリアケギバチ専用。もう体長が30センチ近いので、これまで入れていた30センチ水槽では手狭になってしまった。下はドンコ専用。まだ10センチくらい。
スイスのメルツさんから日本茶を頼まれて年に3,4回送っているのだが、そのお礼にお金と一緒にこのお菓子が届いた。これが途轍もなく美味しくて、もうお金はいらないので、これだけ送ってくださいとお願いしている。スイスに行く人はこのお菓子をお土産に買うといいと思う。