北海道採集6日目(6月11日)
美幌博物館の鬼丸さんのご案内で、エゾゲンゴロウモドキの池へ行く。残念ながら見つからなかった。
午後から丸瀬布へ。喜田さんのご案内でシノノメアリスアブを探すが、こちらも残念ながら見つからなかった。池でゲンゴロウモドキをいくつか採集した。
夕方、ふたたび美幌へ戻る。昼間の池を見に行くが、エゾゲンゴロウモドキの成虫は見つからず、幼虫がいくつか見つかったのみだった。夜のうちに苫小牧へ向かう。
北海道採集5日目(6月10日)
厚岸の臨海実験場に行く。とても良い環境だが、潮の時間が予定に合わず、仕方なく移動する。
それから根室周辺に行く。残念ながら目的のハネカクシはほとんど見つからなかった。環境はあまり変わっていないし、時期も悪くないはずなのに、不思議である。写真は春国岱。
夕方、美幌へ移動し、オサムシのコップを仕掛ける。
北海道採集4日目(6月9日)
翌朝、道南で同行者が採ったタケノコで、タケノコご飯を作った。
前夜に仕掛けたオサムシのトラップを回収。マイマイカブリが2頭入っているだけでがっかり。
それから厚岸方面へ移動する。素晴らしい塩生湿地が広がる。中央はタンチョウ。
環境は変わっていたが、ホテイウミハネカクシは健在だった。大学院生のころに私が日本初記録として再記載したもの。
アマモ場が広がり、足元にはアサリがごろごろしていた。
北海道採集3日目(6月8日)
今日は日高から十勝三股へ移動。途中の雪渓脇でふたたびメクラミズギワゴミムシ掘りに挑戦。エゾガロアムシが出るばかりで、あえなく敗退した・・・。
途中の峠にて。キタキツネはどこも多かった。
夕方、幌加温泉に到着。耳の遠いおばあさんとお手伝いのおじいさんが切り盛りしており、布団や食事は難しいとのことで、寝袋で素泊まりとした。暖かくて快適だった。
夜、周辺の池を見に行くと、ゲンゴロウモドキがたくさんいた。
北海道採集2日目(6月7日)
朝はオサムシのトラップをかける。
それからユウバリメクラミズギワゴミムシを探す。
小松君は見当違いのところを掘っていたが、私が無事に掘り出した。と思ったら、ズンドウメクラチビゴミムシだった。残念。
それから蝶の場所に行き、その夜は日高へ移動し、そこのキャンプ場で宿泊した。
北海道採集1日目(6月6日)
昼過ぎに紀伊国屋での講演を終え、電車に飛び乗り、南千歳で先発組と合流した。
千歳周辺でオサムシのトラップを埋める。
暗くなってきて、苫小牧周辺の湿地へ行き、泳いでいるゲンゴロウを観察。
とても寒いが、泳いでいる個体を発見。この先の旅行があるので、見つけても逃がすことにした。
支笏湖のモラップキャンプ場へ泊まることに。テントを立てて寝ようとするが、猛烈に寒い。深夜の気温は6度しかなかった。お湯を沸かして黒霧のお湯割りを飲む。それにしても北海道のコンビニでも黒霧が売っていることにびっくり。昔はなかった。
そんな寒い中でも蛾は飛んでいる。イボタガのきれいな個体もいた。
畑
5日から12日(昨日)まで北海道にでかけていた。久しぶりに北海道でしっかり採集した。その報告はのちほど。
それで、久々に畑を見に行った。収穫と生育旺盛の時期を迎え、楽しくなってきた。雑草抜きは大変だけど。
トマトはしっかり根付いていて、脇芽採りをした。
サトイモはようやく本格的に成長開始。
インゲンはすくすく。
食べられる大きさに。
ミズナはひどいことに。いろんな虫の天国になっていた。。。。
レタスは簡単でいい。こんどから夏の葉物はこれにしたい。
ピーマンとシシトウも順調。
立派な実がたくさん。
収穫してみた。
ラッカセイも。植えかえた苗は元気がない。
エダマメもすごいことに。収穫期に大変なことになりそう。
サツマイモとニンジンも順調。
ダイコンもすっかり大きくなった。
いくつか収穫。
オクラも大きくなっている。つぼみが付き始めた。
トウモロコシは全然ダメ。この畑ではうまくいかないと長年やっている人から聞いたが、その通りかもしれない。
カボチャも大きくなっている。
可愛らしい実も。
セリ科は元気。
ジャガイモは地上部が枯れ始めた。収穫時だ。
引っこ抜く。たくさんついている。
1畝(種イモ5個)で、こんな感じ。すばらしい。
講演のお知らせ 札幌
講演後に1週間ほど北海道を一周する予定・・・。