断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

写真:カメルーン2010

アフリカツムギアリOecophylla longinoda。熱帯アジアからオーストラリアに生息するO. smaragdinaの代置種にあたる。両種とも生息域では樹上の捕食生態系を牛耳る優占種である。関係する好蟻性昆虫は少なく、確実なものはアリノスシジミなかまだけである。東…

恐らく沖縄から東南アジアにいるようなサワマツムシの仲間。同じように沢沿いの葉の上にいて、葉に共鳴させて鳴いていた。

残りのカエル。みんな地味。アカガエル系やヒメアマガエル(ジムグリガエル)系。

目玉カエルLeptopelis brevirostrisの少し大きくなったもの。虹彩が濃くなると、あまりギョロっとした感じではなくなるやうだ。

Nectophryne afra。これでヒキガエルなのだから、びっくり仰天。

何の変哲もないツノトンボのなかまの幼虫。こういう模様の虫はばっちりピントがあっていても、ぼけて見えるから不思議だ(腹部手前は少しボケてます)。

チョウの幼虫。上はタテハチョウ、下はアゲハチョウのなかま。

目玉の大きなカエルLeptopelis brevirostris。夜中にテントの近くで見つけた。いろいろな角度から激写。

茎にトゲのあるサトイモ科の花がありました。その花にケシキスイの仲間が集まっています。花粉をもぐもぐ食べていました。

Bimbiaという森のなかにたくさんいた翅が短く「硬い」キリギリス。これでも鳴く。この頃はニコンを使っていたけど、悪くないなぁ・・・。

ボカシタテハのなかま。恐ろしく素早く、滅多に網に入らなかった。しかも網のなかで大暴れして必ず擦れてしまうという哀しさ。こういうガッチリして大きなタテハチョウは魅力的。 ルリアゲハのなかま。日本のアゲハチョウと同じ属。これも素早いが、採りやす…

カメルーンで命からがら撮影した写真を全然紹介していないことに気付いた。メダマグモと目玉の大きいカエルのなかま。メダマグモは脚の先に延び縮みする網をつけ、通りかかった獲物に網を広げてかぶせる。その名の通り、前から見ると眼が巨大なのだが、いた…

きまぐれに2010年に訪れたカメルーンの写真を。川の近くにテントを張って泊まっていたときのこと。夜に周囲を徘徊していたら、川のなかに大きなカニを見つけた。これは旨そうだと思い、荒れ狂うカニを必死でつかまえた。持ち帰ってガイドに調理を頼んだとこ…