断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

日常へ

学会が終わってから、妙にいそがしい。今日は学生4人と昆虫学会の反省会。感想や今後の展望について話した。

今日まで吉武君が来ていて、カタゾウムシについていろいろ教えてもらった。本当にありがたい。

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関係ないけど、「昆虫はすごい (光文社新書)」がようやくAmazonで「在庫あり」になった。売上も落ち着いたのだろう。

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近所の川を覗いたら、クサフグとコノシロに交って、超大型のサヨリが泳いでいた。ここでは初めて見る。ダツかと一瞬考えてしまったほど。

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研究室のガガイモが咲き始めた。手前のHuernia zebrinaはいつ見ても珍妙で良い感じ。

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塩焼そば変形

2011年の3月から5月までロンドンにいた。その滞在中、後半はアパートを借りていたので、毎日自炊していた。とはいってもロンドンのスーパーは私の苦手なパンとソーセージのようなものばかりで、なかなか良い食材がなかった。そのなかで唯一、中華麺モドキが救いだった。腰のないラーメンとうどんの中間のようなものである。バサバサのソフト麺のようなものともいえる。私はそれを使って毎日のようにあんかけ焼きそばを作っていた。ちょうど311で日本が大変なときで、「日本は大丈夫だろうか」などと鬱々と考えながら、作っていたのを覚えている。

昨日は博物館のバーベキュー大会だったのだが、野菜がたくさんあまったので、もらってきた。作りそびれた焼きそば(まるちゃんの塩焼そば)があったので、ついでにそれももらってきた。そこで、あんかけ焼きそばを思い出し、作ってみることにした。

作り方は簡単で、まず麺を蒸して、ほぐし、それから油でカリっと焼き上げる。それを皿にあげ、次に肉と野菜を炒める。それから、焼きそば付属の味付けの元をコップ一杯の水で溶かし、それに片栗粉を混ぜて、炒めた野菜に加える。それで一煮立ちしたら、焼き上げた麺のうえにかければよい。所要時間は10分ほど。

あんかけ焼きそばは大好きなのだが、福岡には気軽に食べられる店があまりない(ラーメン屋は多いが、街の中華店があまりない)。なかなかおいしくできたので、また作りたいと思う。

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