断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

いよいよ出発。13時半発の便なので、12時に空港で同行の小松君と待ち合わせをした。荷物の重さがスーツケースだけで33kgもあり、空港までの道のりが思いやられたが、新しいスーツケースは車輪が軽やかで、意外なほどに楽だった。小松君とは無事に合流でき、チェックインの後に軽く食事をと思い、最後の日本食(?)として味噌ラーメンを食べる。その後に本屋によってから出発のゲートへ行くが、パスポートチェックが大混雑しており、最後のアナウンスが流れるなか、走って乗り場で向かい、ぎりぎりで乗ることができた。

その後は昨日の日記で宣言したとおりのことをやった。飛行機のなかでビールを飲み、昼寝。たまたま遅くにチェックインしたので、席が後ろのほうになってしまったが、周辺に空席がたくさんあり、3つのシートを使って横になって眠れたのがよかった。

20時にクアラルンプールの空港に着くが、ここでのパスポートチェックが混雑している(多人数が並んでいるわけではないが、係官が少なすぎる状態)。外で橋本さんを待たせてしまっているのを心配しつつ並んだ。結局、荷物が出るのにも時間がかかり、外へ出たのは21時近くなっていたが、無事に橋本さんと出会えて一安心。

タクシーで空港からホテルへ行く。到着後、早々に荷物を置き、九大の人たち(細石君、久保木さん、川口先生)と合流し、いつも行く中華料理店へ行く。計画通り、蟹とビールを思い切り注文し、話題も尽きないなか、十分に堪能することができた。帰りに小松君が疲れと緊張で動けなくなってしまい、橋本さんと両脇を抱えてベッドへ寝かせた。昨夜は興奮で一睡もできなかったそうで、無理につき合わせてしまって申し訳なかった。しかし、そこまで楽しみにしてくれたというのは、こちらも案内のし甲斐があるというものである。寝るまでの間は橋本さんとお話しし、研究のことについていろいろと励ましていただき、ありがたく思った。