断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

金曜の深夜に東京に到着し、空港から程近いの蒲田でビジネスホテルに泊まった。なんでそんなことになったかというと、格安チケットのため、便を指定できなかった。そして運悪く最終便になってしまい、予定では自宅へ帰れなくなってしまったのだ。しかし、なぜか30分ほど早く空港へ着いてしまい、ホテルを取らなくても十分に帰ることが出来た…。ホテルへ行く途中に蒲田名物のタンタンメンの店に行けたのは良かった。

ホテルをチェックアウトし、立ち食いそば屋に寄って科博へ。今日は光ケーブルの工事で、夕方までネットが止まっていた。これ幸いとばかりに、久々に標本を整理した。

一つはブリュッセルベルギー王立博物館のDrumant氏へ。出発前に標本返却と標本交換依頼(借りた標本の一部を手元に置かせてもらい、代わりにこちらが別の標本を寄贈する)に関するメールをしたのだが、その返事が北大にいる間に来ていて、交換を了承してくれた。しかも、追加の研究用ヒゲブトオサムシの標本を送ってくれるという。大量のPellaの標本を詰め込み、返却標本とともに梱包した。

また、以前に突然送られてきた標本を同定して返したりもした。専門外のハネカクシを見るのは少し苦痛になりつつある。さらに、Assing氏とSchuelke氏に借りたPellaの標本にラベルを付け、発送に備えた。今回の論文では50名に標本を借り、7000頭の標本を扱ったので、しばらくはその返却や整理に追われそうだ。

ベルリンの博物館のFrisch氏から、最近いなくなってしまったベルギー王立博物館のDrugmand氏(≠Drumant氏)の情報を聞く。辞めてしまった理由などがわかった。どの世界も厳しいものだ。人が一番怖い。

夕方にネットがつながったが、確かに早い!光ってすごい。

写真は、飛行機に乗る前に札幌駅で食べたスープカレー

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