断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

土日はすっかり休んでしまった。水槽に入れたタナゴはすっかり婚姻色が抜けてしまった。もう少し経てばマシになるかもしれないが、いずれにしても縄張りをつくる貝が近くにないと美しい色彩は保たれないそうだ。次は貝を探してこなければ。タナゴももう少し欲しい。いや、趣味ではありませんよ。
久しく記録のなかったカエルキンバエBufolucilia chiniというハエが近年各地で再発見されている。海外のごく近縁種がカエル(アカガエルやヒキガエル)に寄生することからこの名があるが、日本での寄主は一切不明である。日本で激減した状況から、おそらくトウキョウダルマガエルやトノサマガエルのようなアカガエル類が寄主ではないかと思うが、多産地で実験をしてみてほしい(カエルを籠に入れるなど)。
このハエ、気になって検索したらアメリカ産種のすごい画像を見つけた。幼虫がアカガエルに食い入り、最後にカエルが骨だけになってしまっている。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/04/Progression_of_frog_myiasis_bolek.jpg
http://www.matthewbolek.com/publications/mattspapers/bufolucilia2.pdf