断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

細石君と福岡検疫所へ行き、狂犬病破傷風の予防接種を受けてきた。久々の注射は痛く、次の番の細石君にその苦痛のほどを訴え、恐怖におののかせた。
検疫所内にはアジアの国別の病気に関する冊子があるのだが、どの冊子にも、「ドリアンとビールを一緒に食べると死ぬことがあります」と書いてあった。迷信と聞いていたので、こないだのマレーシアではドリアンを食べたあとに思い切りビールを飲んだ。そして平気だった。それにしても、「死ぬことがあります」という直截的な表現は怖い。
怖いといえば、最近読んだ本では「怖い絵」が面白かった。この中野京子という人の文章は初めて読んだが、少々大げさなものの、比喩表現がとても巧みで、引き込まれる面白さがあった。
怖い絵