断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

ツノゼミ ありえない虫」の見本が朝一番で届いた。色校で穴が開くほど見たが、実際に本になると感動する。装丁もすばらしくかっこよい。本が世に出るころにはマレーシアにいるが、帰ったら制作の裏話でも紹介したい。
今日は朝から夏の昆虫展の準備で、標本の撮影を行う。標本を掃除する筆がなかったので、ナフコに買い物に行った。帰りにホットモットで昼食を買う。
展示にはキム君という韓国の留学生が加わった。日本語が非常に上手で、誠実な人である。<肉野菜いため弁当>を食べながら、「涙がでるほどおいしいです」と言っていた。
撮影方法を一通り教えたのち、22日の環境省の検討会に備え、私はレッドリストの改定案を粛々と準備する・・・つもりが気付いたらソファーで1時間ほど寝ていた。
20時過ぎに久々に「てんてこ」に行き、夜の定食でオムライスを食べる。キム君は「いままで食べたオムライスのなかで最高においしいです」と感動していた。たしかにおいしかった。
レッドリストはなんとか重要な部分が終わり、最終締め切りには間に合いそうだ。小雨のなか終電帰宅。