断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

明日の晩に大阪入りし、明後日の午前中から調査旅行がはじまる。
そういうわけで、和子と別れを惜しんだ。


大学では部屋の片づけ。アルバイトの学生さんに怒られそうなくらいに汚かった。いくつかアリノスハナムグリの標本を発掘。この台は小島さんの置き土産の鉄製の台で、横向きに刺したり、並べたり、安定が良くて使いやすい。

ヒゲブトオサムシの新種の標本を川島さんに送る。美しい全形図を描いていただくためである。かなりの種数になりそうだ。「大家」の同定間違いも判明したりして、なかなか面白い。マレーシアのEndau Rompinだけで7新種も見つかっているのにはびっくり。昨年訪れたら環境がすっかり変わってしまっていたので、いまでも採れるかわからない。来年行こうと思っている。