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断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

朝から少年科学文化会館へ。今日で私の当番は最後。
昼は筑後うどんの「麺工房なか」へ。てろてろのふにゃふにゃ。加えて細麺という最強のうどん。肉うどんを頼んだ。麺と出汁はおいしかったが、肉は臭くていま一つだった。
午後から大学で雑用をかたづける。九大近くの「箱崎松原郵便局」がやたらとうるさくて、税関用紙(緑の紙)に昆虫標本と書こうものなら、「輸出して良い虫なのか。なんていう名前の虫か」とすぐに突き返してくる。先月、「こっちはこの方法で18年も発送してるんです。名前を言ってわかるのですか?」と電話で文句を言ったのだが、今日は「防腐・防虫処理はしてあるんですか」ときた。何を言うか。そして税関用紙に「防腐・防虫処理してある」と書けとのこと。決まりもなく、必要もないことに従う必要はない。戦いは続く。

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昨日から卒論生の伊藤さんの実験指導を開始した。1人の学生に最初から実験を教えるのはやはり大変。学生が2人だったらお互いに間違いを指摘し合えるのだが、1人だと私がすべて見守るしかない。根気と時間が必要だ。
たかがシーケンスでも、問題なく実験を進められ、しかも他人に教えられるようになるには、みっちり実験をやって1年以上はかかる。DNA実験というのはたしかに単純作業ではあるが、何十という細かいコツの積み重ねが必要で、知っているコツが少ないと著しく効率や精度が落ちる。どうしても経験がものをいうので、片手間で実験をやっている今の学生には任せられない。
私も実験が好きなわけではなく、面白い成果を得る手段の一つとしてやっているわけで、他人に教えるのはあまり楽しいものではない。これから5年間は研究する修士1年生にみっちり教え込みたいところ。そして教育係を引退・・・

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昔シカゴで採集したオオチャイロハナムグリをようやく標本にした。雄は熟したモモの良い香りがする。恥ずかしながら、日本産種は採集したことがない。