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断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

すでにかなりの疲れがたまったので、朝食後はだらだらと本を読んだり、うとうとしたりして過ごす。
室内
宿泊棟
食堂
昼前に新たしい歩道を歩き、1時間後にグンタイアリの行列を発見した。谷を降りて藪のなかを50メートルほど追跡し、一時巣らしきものを発見。夕方見に行くことにした。今日の仕事はこれで十分。効率が良い。
宿に戻ると、小松君がネムの木の一種の植栽にハチマガイツノゼミHeteronotus horridusが発生しているのを見つけていた。しかも幼虫もいる。幼虫はアリと仲良しだったが、成虫はアリが来ると逃げることを繰り返していた。非常に敏捷で、夜に撮影しようということになった。
昼食はバジルのスパゲッティにミートソース。洒落たものが出るものだ。
15時ごろにグンタイアリの一時巣を見に行く。しかし、そこは餌の一時貯蔵場所で、その奥にさらに行列が続いていた。またまた50メートルほど追跡し、こんどは木の根元の、おそらくなにか哺乳類の巣穴跡に巣の場所を確認した。こういう安定した場所では引っ越しがなかなか始まらないことが多い。案の定、18時まで待っても、引っ越しは始まらなかった。帰る直前、巣の塵捨て場に変わった姿のコガネムシが飛来し、2頭採集することができた。高度な好蟻性っぽい姿ではないが、グンタイアリの群れのなかでもまったく動じず、関わりがありそうな気がした。
夕食は鶏肉の揚げものに甘いあんかけ。とてもおいしい。
灯火採集はグンタイアリの一時巣の近くの森のなかでやったのだが、さしたるものは飛来せず。森のなかというのは、たいてい何も来ない。
ハチマガイツノゼミは夜でも敏捷で、撮影に苦労するが、なんとか1枚撮影できた。この属は全体に雌雄で姿がずいぶん違うが、この種も同じだった。