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断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

0時から11時過ぎまで眠った。疲れているのか体調が悪いのかよくわからない状態が続いていたが、きっと疲れていたのだろう。だいぶすっきりした。
午後から大学へ。今日は大仕事が控えており、なんとなく部屋に入るのを逡巡してしまい、近所の犬(和子)と遊んだり、自分の花壇の雑草を抜いたり、こぼれ種から発芽したイタリアンパセリを移植したりした。
15時から作業開始。昨日の標本いじりを先に済ませ、それからはこれまでに採集したヒメサスライアリの標本を同定しながらひたすらに整理した。タイのウィーくんと山根さんが分類学的再検討を進め、さらにたくさんの新種を記載して、ずいぶんと名前が明らかになった。しかし、まだ複数種に分かれそうな種や論文では同定の難しい種があって、種群によっては再再検討が必要ではないかと思っている。
なんでこの作業をしているかというと、いまマシュビッツさんたちと共生者に関する論文を書いていて、そのための情報が必要なのである。コロニー番号や推定コロニー数の一覧も作った。明日には終わりそう。それにしても、野帳をしっかり書いておいてよかった。この10年間にとにかく採集してきたアリなので、どれも思い出深く、これからの研究にあたっても重要な作業となった。
11時半に終了。終電1本前に乗り、リンガーハットでちゃんぽんとビールで夕飯。夜から小雨。
帰宅後に嬉しいメールがあった。ヨーロッパの博物館に勤務していて、病気で辞めた方が、自分の蔵書を私に送ってくれたという。総重量250kgとのこと。本当にありがたい。送料だけでもたいへんだろうと思ったが、それはご自分の標本と引き換えに、博物館から支出してもらったという。泣けてくる。