断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

今日は16℃くらいの暖かい陽気になる予定だったようだ。朝の天気予報でも、2月に15℃を超えるのは6%しかないなどとわざわさ説明していた。しかし、予想はあえなくはずれ、今日もめちゃくちゃに寒かった。きっと、朝の天気予報を見てフンドシや浴衣で出かけた人もいたはずなので、それで風邪をひいたら大変だ。やはり気象庁には抗議があったそうだが、こんなことで責められる気象庁の人も大変だ。

実家の付近では雪の気配は無かったが、朝、高田馬場駅で雪が積もっているのを見て驚いた。同じ東京でも気候は違うものだ。普通は実家の付近のほうが寒いのだが。

午前中はウドン屋で論文や原稿の添削など。午後から郵送ラッシュ。数えたら手紙だけで8通も書いていた。未だにメールが通じない人も結構いる。2件の同定依頼も終わらせた。この2件は心の隅にあっていつも気になっていたので、とてもすっきりした。まだまだ10数箱が残っているので、これから夏までに週1箱のペースで片付けたい。

待ちに待ったクサアリハネカクシPellaの初校が上がった。通常よりも字が小さかったので、ページ数は思ったほどでもなく、207ページだった。しかし、これからのチェックが大変だろう。インドネシアへ持っていく予定。また、農大の石川君と環境指標の亀澤さんが見てくださることになっていたので、早速送った。石川君は論文慣れしているし、亀澤さんは本業の編集者だった人なので、とても心強い。

金曜日は農大へ行って三中さんの系統学の講義を聞く予定。とっても楽しみだが、インドネシア前の平日である明日と明後日を有意義に過ごさなくては。

ヤフーで、インドネシアパプア州にすごい秘境があるとのニュースを見た。ミツスイ1種にカエル20種にチョウ4種とは、かなりすごい。パプア州はジャワのインドネシア人でも行きたがらないほど治安が悪いのだが、スマテラやジャワやカリマンタンとは動物相がかなり違うので、一度は行ってみたい!!ロンボクやスラウェシでもガラリと動物相が変わるが、標高差のある複雑な地形と自然の豊かさにより、パプアのほうが生物はずっと多様だろう。ああ、行きたい、パプア!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060207-00000164-kyodo-int