断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

このところホームページの更新が停滞していたが、かなり前に作ったファイルをリンクするのを忘れていた。
好蟻性・好白蟻性甲虫の採集法
まだ図が出来ていない。また、以前に某誌に書いたものに手を加えたものである。

その某誌の編集者が代わって、先日原稿依頼の電話がかかってきたが、2週間を切る今月中に6000字の原稿が欲しいという。しぶしぶ了承し、内容を考えて次の指示を待ったが、音沙汰が無かった…。


この季節に雨が降ると思い出すÁguas de Marçoという曲。「三月の雨(三月の水)」という意味だ。いろいろな人が歌っているが、この曲はElis Reginaという人のためにある。ブラジルの国民的歌手で、実力と人気ともに比類なかったが、よくある話しとして、36歳の若さで急死した(1982年)。ボサノバが好きだが、歌い手としてはJoão Gilbertoに続いて好きな人である。最近、ネット上にその人の動画を見つけて狂喜した。そういえば、大学時代に友達の家に遊びにいったとき、その家は昔ブラジルに住んでいたことがあるそうで、お母さんがよくElisのコンサートに行っていたと聞いた。「一所懸命歌っていたのが好きだった」そうだ。とても羨ましかったのを覚えている。動画は、ボサノバの創始者の一人、Antonio Carlos Jobimとのデュエットアルバム「Elis & Tom」の録音の様子だろう。なお、ブラジルは南半球なので、3月は初秋にあたる。しかし、待ちに待った過ごしやすい季節の到来という意味において、日本の3月と共通するところがある。


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