断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

最近は風呂でもらい物のAERAを読むことが習慣になっている。

また、これはもともとの習慣だが、寝る前には必ず本を読む。そうしないとなかなか眠れない。昨晩は1時過ぎに床に入るや東野圭吾の「手紙」をめくったら止まらず、朝の4時に読み終えるまで止めることができなかった。入眠儀式が逆のものになってしまった。それにしても感動的な小説だった。

今日は朝から電顕撮影。眠くてつらかった。ようやく数ヶ月先までの論文の撮影が終了した。使うものだけでも300枚は撮っただろうか。技師の方に迷惑をかけるので、1週間か2週間に1回、約2時間半しか作業ができない。しかしその分、事前の資料作成や撮影を計画的に行えるので、自由にダラダラとやるよりは良かったと思う。

日本は生態学会とODKの季節のようだ。友人のメールや近所のブログにもその話が多い。楽しそうだ。そして春。日本の春の印象を挙げてみる。ホトケノザ、ミヤマシジミ、ビロウドツリアブ。個人的な春の三大風物詩に決定。

今日撮影したAcanthomypos亜属のタイプ種のclavigerの雌の頭。太短い触角が立派。微妙な髪型がお洒落ではありませんか。今年はこの生きたものを採集したい。

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