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先日のタイでは中島敦の「山月記」が会話の中心の一つだった。高校の教科書に出ていて、それをきっかけに同じ著者の「李陵」や「名人伝」などのほかの作品を読んだ人も多いだろう。なんで会話に出てきたかというと、まずカオヤイではトラが頻繁に出るということ。そして満月にぶつかり、月に照らされた山々がいかにもという雰囲気を漂わせていたからである。もちろん主役の李徴は小松君。
ある日の夜、倒木にミツギリゾウを見つけ、3人で撮影の腕を競った。どれが一番上手でしょうか。光物など、もう少し難しい被写体にすればよかったかもしれない。色はやっぱりニコンのほうがいい気がする。Lumixは写りはシャープだが、色は硬いと思う。
丸山 Nikon D70