断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

午前中に上野さんが来て、フランスの標本商で共同購入させてもらったアフリカの好白蟻性甲虫を受け取る。初めて見るものがあり、感激する。一番の掘り出し物はシロアリの巣にいるアオゴミムシで、アオゴミムシとは思えない異様な雰囲気。ただ、かなり高かった・・・。(無論、自分で行くよりは安いし、行って採れるものでもない。)
午後から動物標本学実習の続きで、希望者のための展翅展足講座。3名の学生さんにジュウシチネンゼミ、台湾のハナムグリやクワガタの標本を作ってもらう。なかなか筋が良いので、標本作製のアルバイトを頼んでみたところ、喜んで引き受けてくれた。思わぬ実習の副産物だった。