断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

ハツカダイコンを収穫した跡にチューリップ、ヒヤシンス、クロッカスの球根を植えた。子供のころからプランターでしかこれらの植物を育てたことがなく、初めての地植えとなるので感慨深い。そういえば先日、アルバイトの学生さんの一人に「タマネギ育ててるんですか?」と言われた。たしかに育てているので、このブログでも見ているのかと思って「うん」と言ったら、研究室で水栽培をしているヒヤシンスを見ていた。たしかに赤タマネギに似ているので、間違えても仕方ない。
これから酷寒のサッポロへ。今晩は昆虫の学生と一杯やるつもり。

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機中で東野圭吾の「天使の耳 (講談社文庫)」を読了。うーん。面白い。交通警察の話で、車に乗ることの潜在的な恐ろしさがよくわかる。帰りの分のもう1冊をもってくればよかった。
13持すぎに空港につき、ラーメンを食べた後に土産物屋をうろうろする。15時すぎに電車でサッポロに向う。車窓に雪のない景色をみて安心する。16時にホテル到着。今回は少々奮発して良いホテルにしたので、広々した部屋でうろうろごろごろする。18時に昆虫体系学教室へ。農学部の様子が一変していたのに驚く。正面玄関の大理石の階段だけがそのままで、廊下と研究室内は四面とも張り替えて真っ白になっていた。天井が低くなっており味気なく、これでは大物が育たないという気がした。O島1正は天井に頭をぶつけるだろう。
大原さん、吉沢さん、昆虫の学生、それに開拓記念館の堀さんにまで来ていただき、「かんろ」という良い感じの居酒屋で飲む。久々に研究論を交わしたり、真剣な議論をした。M島君に研究材料を変えるように勧めたり(これは本気)、悪乗りしているうちに気づくと0時近くなっていた。2次会に行こうか悩むが、明日のこともあるので辞去した。だいたい、明日は起きられるだろうか。