断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

ヒューストンからの機中では「県庁の星」、「世界の中心で、愛を叫ぶ」ならびに「春の雪」を見た。本当は眠りたかったのだが、真後ろの席にいた子供2人が飛んだり跳ねたり叫んだりしていたので全く眠れず、映画や本で時間をつぶすより他なかった。少々であれば通ってきた道と思って笑えばいいはずだが、隣席の親の全く叱らないのに腹が立った。「世界の中心」は存外良く、男泣きに泣いた。本は宮部みゆきの「日暮し」を読むが、これも良かった。コンチネンタルは音楽(アルバム)の視聴が充実しており、Janis Joplinの「Pearl」があったのには感動した。そんな感じで13時間まるきり起きていた。行きも同様だったが、機内がとても寒かった。日本人は寒がって揃って毛布をかぶっていたが、白人はシャツ1枚の人も目立った。白人の体質向けの設定なのだろう。成田に着いてリムジンバスで羽田へ。早めにチェックインすると、本来は変更できないが、荒天のため夜の便が飛ぶかわからないので、繰上げてくれる由、ありがたかった。福岡便はガラガラだったので、3人席に横になって熟睡。