断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

昼過ぎに六本松に行く。引っ越した比文が使っていた標本棚をいただけることになり、その現場に立ち会った。ドイツ400箱分のしっかりした棚が手に入ってうれしい。それから空き教室に行き、使えそうな机に「引き取ります」との貼り紙をした。六本松ではかなりの机が廃棄され、伊都では新しいものを使うようだ。引っ越す手間賃より新しいものを買ったほうが安いのだろう。
今年愛媛大を卒業して修士から九大に来たの瀬島君が遊びに来てくれた。夕方、細石君、奥寺君、三田君と瀬島君を囲んでモツ鍋をつつく。いや、モツ鍋を囲んで瀬島君をつつく。瀬島君はゾウムシの分類をやるのだが、今日、森本先生と話し、「修士のうちに10本は書くように」と念を押されたらしい。もちろん森本先生は冗談ではない。たしかに森本先生の指導でしっかりやれば不可能なことではないだろう。問題は瀬島君の精神力と体力だ。