断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

このところ風邪気味でボーっとしている。熱はないが喉が痛く咳が出る。朝から晴天なので懸案のタマネギを収穫した。小粒だが80本くらい植えたので、中型ダンボール一杯くらいはありそうだ。引っこ抜いて葉を切って切り口を天日に干している。
それからタマネギの跡地の2畝に石灰を撒いて耕した。1つの畝にはトマトを追加し、もう1つにはゴーヤーを植える予定になっている。ゴーヤーは先週種を買って水に漬け、今日はポットに蒔いた。自分用と昆虫学教室の農場へ植えるためのものである。ゴーヤーの種は1袋15粒で525円もした。節成性(葉の付け根ごとに雌花が咲く性質)の一代交配のようだ。袋の写真のゴーヤーがいかにも瑞々しく美味しそうなのに惹かれた。
ナスの若葉がニジュウヤホシテントウに齧られて痛々しくなってしまった。ニジュウヤホシテントウは見つけ次第放り投げるようにしている。ところでナスやジャガイモやキュウリを加害する植葉性テントウムシ類(ニジュウヤホシテントウ、オオニジュウヤホシテントウ、トホシテントウなど)を、農業関係では「テントウムシダマシ」とも呼ぶらしい。一般的なテントウムシテントウムシナナホシテントウ)はアブラムシを食べる益虫であり、これらとの混同を避けるための通称なのだろう。しかし、真のテントウムシダマシ(正確にはテントウダマシ)は別にいて、多くの種は人間の生活に関係の薄いところに暮らしている。