断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

小型のマンマルコガネ、Madrasostes clypeale。イエシロアリの一種Coptotermes sp.の巣には普通で、夜間に巣の表面を歩き回っているのが見つかる。前胸背板に丸い点刻があって、雄(写真上)はそれが大きく数が少ない。一方、雌は小さく数が多い。この雌雄差はマンマルコガネとしては独特で、どのような意味があるのか不明である。丸まった直径2.5mmほど。ちなみに歩くときにもほとんど球形のままで、広げた標本にしにくい種である。(Apr 6 2007, Ulu Gombak, Malaysia)
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