断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

ヨロイバエ科の一種。小盾板が大きく腹部を覆い、止まっているときはそこに後翅を隠している。同様の構造はキンカメムシ科にも見られる。体長は3ミリほどで、野外では一瞬ハムシのように見える。そして近づくと一瞬で飛び去る。この仲間は日本でも数例の記録があるが、その詳細は知らない。旧熱帯に繁栄している一群で、少なくとも台湾までは普通に見られるという。それにしてもこの体のつくりにはどういう意味があるのだろうか。(Apr 9 2007, Ulu Gombak, Malaysia)
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