断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

昆虫の古い記載論文はラテン語であることがあるが、動物学には気軽な日本語のラテン語の本がない。一方、記載にラテン語の求められる植物と菌類には、和書洋書とも良い本が充実している。この「菌学ラテン語と命名法」は手頃なラテン語の本として、動物学にも非常に有用であるが、長らく絶版となっている。学生に勧めたいと思っていたところ、電子版が入手可能であることを知った。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/kb-msj/news080221.html
ところで、属名の多くはギリシャ語なので、新属をたてるにあたって、生物関係のギリシャ語の手軽な本も欲しい。もちろん、平嶋先生の本は欠かせませんが。