断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

体調悪く、病院に寄ってから出勤。朝から強い雨。



ニコンの無線ストロボは8日後に届くらしい。
15日から愛媛の海岸で採集することになった。15日の夕方は愛媛大でゼミをする。17日まで採集して、その晩から東京へ行き、18日に友人の結婚式。
引き続き金尾君の指導。画才があるので、かなり進みが早い。あとは文章だ。
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キャメロンハイランドの19マイル地点の標本を少しづつ紹介。振り返って私の好みがわかる。タトウの綿の上に並べたもの。幅は18センチほど。
1.つまらない虫が多い。ミツギリゾウムシのDiurus(下段)と大きなホタル(左の赤いの)、キノコヒゲナガドウムシ擬態の茶色いカミキリ(右のほう)、大きなマメコガネ(右下の黒いもの)くらいか。

2.右の大きなハムシはショウガにつくもので、目立つし面白そうなので、真面目に並べてみようと思っている。ハムシメーリングリストで南さんと滝沢さんにご教示いただき、Anisoderaという属名がわかった。その他、Micorencaustesの割と良いオオキノコ(左の複雑な模様のもの)、Oidesのハムシ(中のテントウ模様)、きれいめのStrongyliumのナガキマワリとその横のヒゲナガゾウムシ擬態のカミキリ(右下のほう)が初物だった。

3.盲網で採った細かいムシ。右上のヤジリコメツキは普通種だが、採るたびに嬉しい。掴むとトゲを上に向け、指に刺さる。右下の黄色くて大きなハムシは初めてだった。その斜め上の前脚の長いコメツキモドキはいつも気になるが、寄主不明。左上はキノコのゴミムシ。