断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

掘り上げ

大学に植えてあるチューリップの地上部が枯れたので、一部掘り上げ、エダマメの種をまいた。

これは、今年は大きな葉っぱ一枚が出ただけだったが、来年は開花する球根に成長したもの。

チューリップは大きな開花球を植えると、条件が良ければ、開花する大きさの子球が2個、中くらいの子球、ごく小さな子球ができる。中くらいの子球は1年太らせると、このようになる。ごく小さなものは2年太らせる必要がある。2年かけるのは結構な手間なので、今年から、ごく小さなものは捨てることにした。

ちなみにこの開花球を植えると、来年には開花球1個、中くらいの子球とごく小さな子球ができる。開花球が2個できることはなさそう。5年もチューリップを増やし続けて、いろいろわかってきた。福岡のような日本海側は冬に湿り気があり、チューリップが病気にかかりにくく、生育条件がよいと思う。

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それから査読や雑誌の編集を進めつつ、息抜きにツノゼミの標本を仕分けて、桐箱からドイツ箱に移した。意外にものすごい種数があった。ムシクソツノゼミとかカメノコツノゼミのなかまは難しいので、とりあえず雑多に詰め込んだが、昨日今日で新世界のものがほぼ終わった。

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