断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

8時起床。今日は小松君が帰る日で、昼過ぎからマラヤ大学で採集を行う予定である。

11時に管理人のアハマッドさんが迎えに来てくださる。車中、2年前にここでキングコブラを見た話しを聞いた。巨大な個体で、太さは足の太ももくらいあったそうだ。

12時前にマラヤ大に到着し、教員用の食堂でロスリーさんにナシチャンプルーをご馳走になる。その後、学生寮まで送っていただき、その周辺でアリヅカコオロギの採集を行う。目的の種は、大学構内では普通だが、Gombakでは得られていない。途中、スコールにあたったが、無事に目的のものを採集し、16時半にロスリーさんに迎えに来ていただいた。

その後、ヤンホイセン名誉教授の実験室で広島大の両生類研究所の住田先生にお会いする。ロスリーさんの助手のダイクスさんの案内で、カニクイガエルFejervarya cancrivoraとヌマガエルF. limnocharisを採集にいらしたそうだ。場所は塩水の影響のある平地の沼地で、昨晩の20時から今朝の6時まで採集していたとのことだった。明後日帰国されるという。

18時過ぎ、ロスリーさんにKL Sentralで降ろしていただき、小松君を送る。私はBukit Bintangへ行き、ホテルに宿泊、久々にメールをチェックした。嬉しかったのは久々の熱い風呂とビール。